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日本通信のドコモ借りの3G回線契約数は5万回線(初期での予定は10万回線?だったのに・・)

日本通信の09年度の決算が発表されましたね。
まぁ、一度修正した業績予想にほぼ合致しましたが、、。
リーマンショック前の09年8月に、b-mobile3Gを発表した前後の勢いはありませんでしたね。。

日本通信が、NTTドコモからネットワークを借りている(MVNO事業)では、
b-mobile3GとDoccicaが発表されています。
MVNE事業として、提携事業者には別の端末を出しているようなことも感じますが、
決算にのる回線数にはそれらも含まれていると思いますので、決算での3G回線数は
現実を表しているものと思われます。

で、、、09年3月末時点での3G契約回線数は5万回線ぐらいみたいです。

グラフから判断するに、
月間増加数は約2000回線から約8000回線の間をこの半年間は推移していたみたいです。
少々誤差はありますが、読み取ってみたいと思います。

2008年8月:2万3000回線
2008年9月:2万6688回線(+3688回線)
2008年10月:2万8900回線(+2212回線)
2008年11月:3万1000回線(+2100回線)
2008年12月:3万4700回線(+3700回線)
2009年1月:3万8500回線(+3800回線)
2009年2月:4万2500回線(+4000回線)
2009年3月:5万回線(+7500回線)

うーん。金融危機の影響を受けたとはいえ、なかなか厳しい出発となっていますね。
一応、3G事業では利益がでるようにはなっていますが、、やはり爆発的な増加はあまり望めそうにはなさそうですね。(ただ今期はMVNO事業が中心で、2010年3月期には法人経由のパートナー需要が徐々にはでてくるので今後は上向きでしょうね)

ただ、、、懸念なのが三田社長の見通しがいつもちょっと甘いことですね。
今回はさすがに甘い想定をしてもっとMVNO事業が勝手に成長すると思っていた(すなわちb-mobile3Gがもっと売れると思っていた)と、自分でも少しは反省しているようなことをおっしゃってましたがね。。

以前の08年8月の段階では、
三田社長自身が、10万回線は年内(08年内)にさばきたい。
遅くとも今期内(09年3月まで)までにはさばけるだろうとの予測インタビューがありました。
ので、実際この予想の半分の到達で終わったことを考えると、今期の調子の良い予想も少し割り引いて考える必要がありそうです。中長期的には伸びると思いますが、、法人向けを主力に舵をきっていきますの(MVNE事業中心)で、業績のぶれが大きくなりそうですね。

資金繰りについてはメリルリンチとの契約もありますので万全みたいですが、

日本通信の一株当たりの資産額は970円余りとなんと1000円を切っちゃいましたね。今期。。
株価は期待先行で7万円というまぁ高値水準で推移しているようですが、、

今期の決算を終えてなんとPBRは75倍を超えてしまいました。。
前期では26倍。
あのーPERじゃないですよ。PBRで70倍越えですよ。

まぁこの指標は1倍で純資産と同額で会社が解散しても損なし。
一般的に数倍というところが限界だとは思うのですが、、うむだいぶだいぶ期待先行という感じですかね。中長期には資産も回復はしてくるとは思いますが・・・ね。

こんな風にここ数年で株主価値を大幅に下げたことにはついては日本通信の経営陣は
ある程度責任をとるべきだったと思いますねぇ。

というのも、日本通信は従業員が124名前後であり、その従業員への給与は6億3千3百万円あまり。給与は役員以外ですから115名程度です。それについてはまぁいいのですが、日本通信は、役員報酬が業績に比較して、高く安定しているのが問題だと思います。
アメリカ的ベンチャーの精神はいいのですが、、

日本通信では、今期は2億942万円が役員報酬として支出されています。
役員報酬対象者は8名ぐらいみたいですから、一人平均2500万円ぐらいです。が、社外取締役が約半数であり、実際には三田社長や福田CFOらの3〜4名で年間2億数千万を分けています。
一人あたりで5千万〜6千万が年収ですよ。

確かに努力して報われないときもあるのは認めますが、これだけ業績を悪化させた数年の責任は
役員自身もとる必要が少しはあるかと思いますねぇ。
日本通信は、今期で10億を超える赤字を計上しましたが、そのうちの2割が役員報酬だったのでというのは少し笑えますよ!!
また昨年も一昨年も赤字を計上しているのもかかわらず役員報酬はほとんど同じぐらいですからねぇ。

報酬の返上やせめてもの減額という姿勢をあわらすべきだったと思いますね。
それを原資にもっと効果的な広告宣伝や端末調達、研究開発等に使うべきだったのではないでしょうかね。。

ちょっと不満も交えてみました。

ま、製品やビジネスモデルに関しては素晴らしいとは思いますねぇ。

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theme : 日本通信
genre : 携帯電話・PHS

tag : 日本通信 決算 NTTドコモ

ZTE社から調達の日本通信の端末の売れ行きは・・・。

日本通信が中国のZTE社から調達している端末ですが、売れ行き(すなわち契約数はどうなのでしょうね。。)

最近はMVNEとして企業向けデータ通信事業に参入するMVNO事業者の支援に日本通信は、
もっぱら力をいれているみたいですが、昨年後半からの景気後退の影響を受けずにはいられなかった
ようですねぇ。


日本通信は、08年8月からドコモ3GのFOMA回線を利用したMVNO事業を開始しましたが、
それに利用する端末として、ZTE社のMF626を10万台を発注しています。

当初は08年中に10万台を売り切りたいとのことでしたが、さすがにそれは無理で、
まぁ08年度中にいけるのかな。。と思っていましたがやっぱり裁ききれなかったのではないでしょうかね。。(実際は確定はまだしていませんが・・・)

 イー・モバイルが好調とはいえ、ネットブック等での100円PCに代表されるセット販売と、5000円を切る価格でのハイスピードの安心定額通信が牽引ですので、日本通信のユーザーとはターゲットが少し違ったのではと思いますねぇ。それにイー・モバイルもEMチャージの値段を下げたりと使いやすくしたりしてテコ入れはしていますので。。個人相手にはなかなか日本通信はつらい現状なのではと思います。(まぁ3月下旬からのドッチーカはより使いやすくなって戦力にはなるとは思いますが・・・。)
ただ、使いようによってはとってもリーズナブルですのでぜひバックアップ用途やお気軽利用に使ってみる価値は大いにあると思います。エリアを気にせず、全国で安く使えるのがいいですね。

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なおソフマップ等の通販でももちろんあります。

で、、今回は、ZTE社の10万台調達にかかわる過去記事等を振り返ってみたいと思います。

日本通信は、ZTEに対して10万台の端末を発注しており、年内にもこれを売りきりたい考え。競合するイー・モバイルが好調にユーザーを獲得しているため、もっと早まる可能性もあるという。

日本通信、プリペイド型データ通信サービス「b-mobile3G」
 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/41275.html


・hours150は「今期で数十万台販売したい」

販売目標については「既に10万台発注したので,年内にすべて販売したい」(三田社長)とした。さらにイー・モバイルがデータ通信サービスだけで初年度に40万契約を獲得したことを引き合いに出し,「市場はまだ数百万台あると見ており,今期で数十万台販売できればと考えている」(同)との抱負を述べた。

・「Androidの価値を本当に生かせるのは日本」,日本通信の三田社長
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080806/312286/



という08年度に簡単にさばけるようなお話をされていたのですが。。。ね。

ただ、ZTE社に発注した10万台は在庫として日本通信に眠っているわけではないところが唯一の救いですね。分割で必要な時にそのつど入荷させることが可能なようです。これは財務的に安心できますね。またZTE社は最小ロットが5000台とのことで、必要になったら、その都度発注できるということですね。MF626としては、10万台の枠を設定したという感じですかね。

・中国ZTEからUSBタイプの端末を10万台,独自で調達したというが,これはいつごろまでに売り切る考えなのか。

 10万台を発注したと言っても,当社単独ですべて販売するとは限らない。違う会社のロゴが入る可能性もあり,それを含めて10万台になる。しかも一気に調達したわけではない。ZTEの製造スケジュールと合わせながら分割調達している。
 このような柔軟な調達ができるのは,ZTEが全世界で端末を大量に販売しているから。今回調達した端末は2007年に全世界で3500万台の出荷実績があり,当社が一気に10万台を調達しなくてもZTEは困らない。全世界で端末を販売するメーカーと組むメリットはこうした点にある。

(省略)

ZTE製端末の最低ロットは5000個で,小規模から始めることが可能だ。既に通信事業者や商社と具体的な話を進めている。MVNEの定義によるが,当社が関与したサービスが近々に始まる予定である(編集部注:NTTPCコミュニケーションズがMVNOとなり,NTTドコモとの相互接続によるリモート接続サービスを10月10日に開始した。同サービスでは日本通信から調達したZTE製端末を利用している)。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20081112/319113/



・・・というような状況でした。
で、08年度はいったいどのぐらいの数の端末を日本通信は裁けたのか考察してみたいと思います。
(次回へ続く)

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